英語の敬称を使い分けよう!Miss?Mrs.?Ms.?…

日本語にも「~さん、~様」という敬称があるように、英語にも相手への敬意を払う敬称が存在します。特に目上の人への連絡や会社同士のメールのやり取りなどでは、この敬称を使うことになります。今回は、英語の敬称の使い分けについて詳しく説明していきましょう。

女性の敬称「Miss/Mrs./Ms.」の違い

英語の敬称はまず性別によって大きく使い分けられています。その中でも女性の敬称はいくつかの種類が存在しており、相手の立場などに応じて呼び方を変えているのです。

Miss(ミス)

「Miss」は一般的に未婚の女性に対する敬称として使用されます。日本語で言うところの「~さん」、「~ちゃん」という感覚でしょうか。ミス・ユニバースという美人を決定するコンテストがありますが、この場合のミスも「Miss」の意味で使われています。

リアルな使用例としては、お店などの若い店員さんに対して声を掛ける時に使われることが多いようです。

【例】 Excuse me, Miss. May I try this on?(お姉さんすみません。この服を試着してもいいですか?)

Missは未婚の女性に対する敬称ですが、一部例外があります。例えば職場などで結婚後も旧姓を名乗って仕事をしている人に対しては、Missを使うことが多いようですよ。

また、書き方ですがMissは「Mr.」や「Mrs.」と違いピリオドは使用しません文字に表す時には間違えないようにしましょう。

Mrs.(ミセス)

Mrs.には「~さん」、「~の奥さん」というような意味があり、既婚女性に対して使用される敬称です。言葉の由来は、女主人「mistress」から来ているという説が有力で、主にイギリスで使われることが多い敬称になります。

自分の奥さんや友人の奥さんなど、確実に既婚女性であるとわかっているときに「Mrs.」と敬称のみで呼ぶことが普通のようですね。

【例】 Mrs. Will you serve coffee?(ミセス、コーヒーを淹れてくれるかな?)

一方アメリカでは、「Mrs.+フルネーム」で使用することが多いとのことで、それぞれの文化で微妙に使用シーンが異なることがわかります。

Ms.(ミズ)

Ms.は既婚なのか未婚なのかがわからないという時に使用される敬称です。Ms.という呼び方が生まれたのは、1960年代に行われた「女性運動」の時。男性はMr.という敬称で一括りにされているのに対し、女性だけ細かく敬称が分かれているというのは女性蔑視に繋がるという主張から生まれました。

つまり、Ms.はもっとも汎用性の高い敬称ということで、確実に既婚か未婚かということがわかっているとき以外は、Ms.で統一しておいて間違いはありません。

生徒が先生を呼ぶ時や職場の上司など、ほぼ全てのシチュエーションで使用することができる敬称です。

【例】 Ms.Please tell me the answer here.(先生、ここの答えを教えてください。)

Madam(マダム)

Madamは、いわゆる40代以上の女性に向けて使う敬称です。

ただし、このMadamに関しては使い方が非常に難しいと言われています。先ほど、Ms.は汎用性が高く誰にでも使用できる敬称だと紹介しましたが、Madamは相手の実年齢や精神年齢に依っては不快感を与えてしまいます。

興味深い話として、アメリカ南部の人々は相手が何歳であろうが敬意の表現としてMadamを使う文化があるそうです。

失礼であるどころかしっかりとした敬語が使える人だという評価に繋がるそうですよ。一方のアメリカ北部では、Madam=おばさんという意味合いが強く根付いているため、あまり女性には使わない表現だと言われています。

日本でも初めてお会いしたおばあさんなどに「お母さん」と親しみを込めて呼ぶという文化がありますが、Madamもそのように使用すると良いのかもしれませんね。

【例】 Madam. Shall I have baggage?(おばさま、荷物を持ちましょうか?)

男性の敬称は「Mr.」か「Sir」を使う

先述した通り、男性の敬称は女性よりもかなりシンプルで、ほとんどの場合Mr.(Mister)で表すことができます。

ただし、一部の職業に関してはMr.と呼ばないものもありますので、この辺りはしっかりと覚えておきましょう。主だったものとしては、医者や博士の場合に使用する「Dr.」や「Ph.D.」です。「Sir」も目上の人に使う敬称ですが、相手方の年齢などが不透明な場合などに使用することが多いようです。

また、学校の先生に対しても日本人の感覚だとついつい「名前+teacher」で呼びそうになってしまいますが、英語では先生のことを呼ぶ時にはMr.かSir.を使います。

【例】 Mr. May I ask you a question?(先生、質問をしてもいいでしょうか?)

おわりに

今回は英語の敬称にスポットを当ててお話をしてきました。英語にも日本語と同様、敬称に細かいルールがあります。特に女性の敬称は、細かく使い分けがされているため、しっかりと覚えたいところです。ぜひ参考にしてみてください。

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