とっても大切!英語で丁寧にお願いをする表現・フレーズ集

日本語と違い、英語には「目上の人だから敬語を使おう」とか「目下の人だからタメ口で話そう」といった概念がありません。ですが、丁寧な表現というのは日本語同様もちろん存在しています。

一番わかりやすいのが、人にお願いをする時です。いくら敬語概念が無いと言っても、初対面の人にいきなり「これをしなさい!」のような命令表現になってしまっていれば、誰も聞き入れてくれません。ビジネスシーンであれば、よりその辺りの表現もシビアになってきます。

今回は英語で丁寧にお願いをする表現やフレーズをご紹介したいと思います。きちんと使いこなせれば、紳士で丁寧な人と思われますよ。

ルールは3つ!英語でお願いする時に気をつけるポイント

命令形は絶対にダメ!

繰り返しますが、命令形になってしまってはお願いしている印象は与えられませんので気を付けましょう。 よく、「Please」を添えれば丁寧な言い回しになると思っていたという意見も聞きますが、それは間違いです。 「やれ!」が「やって!」くらいにしか変わっておらず、命令形の域を出ませんので注意してください。

疑問形で伝える

英語では丁寧な感じを伝えるニュアンスとして、疑問形を使うというのが一つあります。相手に選択肢を与えることで、 「~してもらえますか?」、「~でいいですか?」という意味になるのです。ここは特に重要な部分なので、言い回しをしっかりと覚えてください。

仮定法で伝える

もっとも丁寧なのがこの「仮定法で伝える」という方法です。仮定法が丁寧な表現となる理由は、直接法のようにストレートな物言いにするのではなく、 敢えて現実の世界から仮想世界へと話を移しかえることで、へりくだった印象を与えることができるからです。

「もしもあなたが~してくれたら…」とか「仮に~だったら…」というニュアンスで相手に伝わります。

カジュアルなお願いの仕方(日常会話)

友達や家族との日常会話では、「それ見せてくれない?」や「私にも分けてくれない?」というような些細な頼み事が頻繁にありますよね。 そういうときは、日本語と同じで丁寧さはあまり気にしません。まずはフランクな言い方から覚えていきましょう。

Can you~?

Can you~は「~は可能ですか?」というニュアンスになるため、相手に選択肢があるという点で丁寧なお願いの表現になります。家族や仲の良い友達に使える表現なので、ぜひたくさん使ってみてください。

友達に
  • Can you bring the game tomorrow?(そのゲーム明日持ってきてもらえる?)
  • Can you teach how to solve these questions?(この問題の解き方教えてもらえる?)
家族に
  • Can you get soy sauce over there? そこの醤油とってもらえる?)
  • Can you come to pick me up to the station?(駅まで迎えに来てもらえる?)

Will you~?

Will you~は、Can you~よりも少し丁寧な表現であると言われています。上品な言い方とでも言うでしょうか。 この辺りの微妙なニュアンスの違いは、例えネイティブの人でも明確に区別しているわけではないので難しいですね。

ただ、文法上の意味で言うと、Will you~は相手の「意思を尋ねる」お願いの表現であり、物理的・環境的に「できるかどうか」ということを問う Can you~とは違いがあります。例えば、下記のようなシチュエーションでは、はっきりCan you~ではなく、Will you~が適切だといえます。

  • Will you marry me?(私と結婚してくれますか?)

いががでしょう、わかりますか?いわゆるプロポーズのシーンですが、仮にこれを「Can you marry me?」で表現してしまうと、 「私と結婚することってできる?」というとても軽い言い方になってしまいます。どちらかというとWill you~は、 親しい間柄だけど少し改まったような場面や、その逆で絶対に断られない些細な頼み事の時に使うのが正しいでしょう。

Can I~

私(I)を主語とするCan I~という表現もあります。Can I~は「(私が)~をしてもいいかな?」というニュアンスになり、お願いしてもいいかしら? というような表現方法になります。Can you~よりも少し相手の様子を伺っているようなイメージですね。それではよく使う表現を見てみましょう。

  • Can I ask you a favor?(お願い事をしてもいいかな?)
  • Can I ask you to help me?(手伝ってもらってもいいかな?)

ここで紹介した表現は、あくまで親しい間柄で使える英語表現です。ビジネスシーンを始めとする改まった場で使うと幼稚な印象を与えてしまうので、使い分けができるようになりましょう。

フォーマルなお願いの仕方(ビジネスシーン)

ここまでは日常会話で使える丁寧なお願いの表現を学んできましたが、ここではさらに丁寧な言い回し、ビジネスシーンでも使える表現を見ていきましょう。

Could you ~?

could you ~は「~をしていただけますか?」という言い方です。Can you~同様、可能であるかどうかという意味になり、少し無理があるようなお願いのときに適しています。

  • Could you call in reply?(折り返しお電話いただけますか?)
  • Could you deliver it by next week? (来週までに納品していただけますか?)

Would you~?

Would you~はWill you~の時にもお話しましたが、相手の「意思を尋ねる」お願いの表現です。なので、ビジネスシーンなどの改まった状況の中でも、 割りと確定的な事に対して使うようにしてみてください。

  • Would you participate in this project?(このプロジェクトに参加していただけますか?)
  • Would you come to our company?(うちの会社に来ていただけますか?)

I was wondering ~

I was wondering ~は、「よろしければ~していただけないでしょうか?」という表現で、最上級に丁寧なお願いの表現です。 社内外問わず使える表現なので、言い回しに慣れておきましょう。

  • I was wondering if you could look over my report. (私の作成したレポートを見直してもらえないでしょうか?)
  • I was wondering if I can offer you another job?(可能であれば他の仕事もお願いしてもよろしいですか?)

おわりに

いかがでしたか?今回は英語で丁寧にお願いをする表現・フレーズを学びました。

英語には日本語のように敬語の概念というのはありません。しかし、ネイティブの人に言わせると、「丁寧な言葉遣いはその人の品に宿るものだ。」 という概念があるそうで、日本同様、英語圏の国でも品というのは昔から大切にされてきたのだと感じます。

シチュエーションによってさまざま表現の仕方が変わるのは大変ではありますが、適切に使えるようになれればカッコいいですよね。

きちんとした言葉遣いを学ぶためには、ネイティブの講師から盗み取るのが1番です。英会話教室やオンライン英会話で1ランク上の英語を体験してみませんか?

»英会話教室

»オンライン英会話