英語の前置詞「at、in、on、to」の正しい使い方と例文集

英語の前置詞「at、in、on、to」の正しい使い方と例文集

英会話がある程度できるようになってきたと言っても、中々マスターするのが難しいのが前置詞です。前置詞は「on」や「at」、「in」、「to」などがよく使われますが、使い方を間違えてしまうと文章が急におかしくなります。

感覚的には日本語の「て・に・を・は」のようなイメージで、前置詞が抜けていたり間違って使っていたりすると相手に会話が伝わりづらいだけでなく、幼稚な印象を与えてしまいます。

完璧に正しく使うことが難しい前置詞ですが、100%とまではいかなくても、精度を高めることで飛躍的に英会話力は上がるので、しっかりと活用できるようになりましょう。

前置詞って?

冒頭でも少し言いましたが、前置詞とは「at、in、on、to」などの語句のことです。中学生の時から自然と学習していたことなので、何となくなら理解できている人は多いのでは無いかと思います。主に、場所や時間、方向、方法などを表すために使います。

この前置詞ですが、2つの使い方のポイントがあるので、まずはそれを覚えましょう。

  • 前置詞は必ず名詞の前に置く
  • 前置詞は名詞の意味を補う役割を果たす

例えば、「I live in Tokyo.(私は東京に住んでいます。)」という文章で説明すると、「in」が前置詞で「Tokyo」が名詞になります。「in」は「~に」という意味を表し、「東京に」住んでいるということを説明しています。

前置詞は、元々空間的な概念から始まって心理的な概念、そして抽象的な概念と使われる幅が広がっていったと言います。そういった前置詞の本質を理解すれば、覚えるのも大分楽になります。

イメージで前置詞を覚えるコツと例文

前置詞を覚える一番のコツは、イメージや感覚を大切にすることです。前置詞は、丸暗記した日本語の意味で考えてしまうと間違う可能性が出てきてしまいます。

それよりも、前置詞が表す本質的な意味合いを汲んで理解していく方が精度は高まるでしょう。それでは、主要な前置詞別に具体的な活用例を解説していきます。

at(~に、~で)※場所、時間を表す

スマートフォン
atは場所を指し示す時に使われる前置詞です。イメージはズバリ。場所を表すと言っても、atの場合は特定の場所をピンポイントで伝える時に使われます。下記の例文を見てください。

  • I am now, I am at the Ikebukuro Sunshine.(私は今池袋サンシャインにいます。)

この例文のように、特定の場所にいるということを伝えたい時には「at」を使うのが正しいです。

また、atは時間を指し示す時にも使われ、例えば「We are meeting at 10am.(約束の時間は10時です。)」のように使います。考え方としては「時計が示す時間」、「食事の時間」など短い狭い範囲の時間帯を表すものだと覚えれば間違いがありません。

冒頭でお話したイメージ通り、「点」というニュアンスがぴったり当てはまります。

in(~の中に)※場所、期間を表す

空間の中

「in」も場所や期間を表すことから、「at」と明確な差別化ができていない人が多いようです。inのイメージはずばり「空間の中」というのが正しいでしょう。先ほどatの説明の中で使用した例文をもう一度使って説明してみます。

  • I am now, I am in the Ikebukuro Sunshine.(私は今池袋サンシャインにいます。)

どうでしょうか。日本語訳に違いはまったくありません。しかし、使い方としてはこの文章も正しいものになります。

この辺りが前置詞の微妙なニュアンスの差なのですが、「in the Ikebukuro Sunshine.」のようにinを使用すると「(池袋サンシャインの中に)います。」という意味合いになります。

つまり、屋内にいることを相手に伝える時などにはinを使用するのが正しいということですね。atとinの微妙なニュアンスの違いを使い分けられるか使い分けられないかが、いかに大きいかということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

そして、「in」にはもう一つ「期間」を示す意味合いがあります。期間というのは「季節(in the spring)」や「年・世紀(in 2016)」、「月(in December)」などのことです。

実際の会話では、以下の例文のように使用します。

  • I lived in the United States until last summer.(私は去年の夏までアメリカに住んでいました。)

On(~に、~の上に、~に乗る、)※位置、場所、移動手段、時間・期間を表す

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「on」は使う範囲が広い語句なので、特にイメージや感覚を働かせていきましょう。onのイメージは「面への接触」です。意味が広いので、柔軟に考えなくてはこんがらがってしまいますが、物理的に物が何かの上に置かれているような場合は、そのままイメージ通り使うことができます。

  • There is a CD on a table.(机の上にCDが置いてあります。)

また、atやinと同じようにonも時間や時期を表します。ポイントとしては、atほど限定された時間ではなく、inほど広い範囲をカバーするものではないということ。よって、曜日(on Sunday)や日付のようなものを表す時に使うことができます。

イメージとしてわかりやすいのは、自分が小人になってカレンダー上に立っているような感覚でしょうか。この例えが正しいのかどうかはわかりませんが、英語では曜日や日付をonで表現します。

  • My birthday is on January 16rd.(私の誕生日は1月16日です。)

もう一つonの使い方で有名なのが、移動手段を表すときです。こちらも微妙なニュアンスをイメージする必要があります。

例えば、onは(on train、on bus)のように、電車やバスなど公共の乗り物に対して使われることが多いという特徴を持っています。逆に車やタクシーなど、乗用車レベルのものには、使われない事が多いです。もっと言うと車やタクシーは車内を空間の中と捉えると「in」を使っても正しいということになりますから、より使わない方が得策かもしれません。

onがなぜ電車やバスなど、大きな乗り物に乗っていることを表すのかは、イメージの「面への接触」を思い出してみましょう。あくまで予測ですが、立ったまま乗る可能性のあるものだからと分類できるかもしれません。

to(~へ、~まで)※目的の場所、時間、物事や人の移動

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「to」のイメージは、「人・物・出来事を結びつける」というものです。動作がある方向に向かって進み出し、目的地に到達するということを表します。考え方としてもっともシンプルなのは、生活の中で目的地に移動する場合です。

  • I went to the park yesterday.(私は昨日公園に行きました。)

もう一つ、人や物事を結びつける時の例も見てみましょう。

  • I sent birthday present to her.(彼女に誕生日プレゼントを送りました。)
  • This question is easy to me.(この問題は私にとって簡単です。)

おわりに

いかがでしたか?今回は前置詞「at、in、on、to」の正しい使い方と、前置詞をイメージで覚える方法をご紹介しました。

それぞれの使い分けが意外とややこしい前置詞ですが、一度覚え方のコツを把握してしまえば、割りと簡単に覚えることができるのでぜひ実践してみてください。

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