
英会話における相槌の打ち方を考えたことがありますか?まだ慣れていない初心者の方にとっては、ついつい「YES」、「No」だけで済ませてしまいがちです。しかし、安易な相槌ばかりを繰り返していては、中々会話が弾むものではありません。
今回は、英会話を弾ませるための相槌の打ち方についてご紹介していきます。
肯定的な相槌表現
共感を示す相槌
- I think so.(そう思うよ)
- I’m with you.(同感だね)
- I agree.(同意するよ)
- Of course.(もちろんだよ)
同意の表現だけでも、よく使うものでこれだけあります。「Of course.」は「もちろん!」という強い同意を示す言葉として有名なので、知っている人も多かったのではないでしょうか。
その他の表現に関しても、どのくらいの同調度合いなのかで使い分けることができます。例えば「I think so.」は「そう思う」という表現ですが、「多分そうかな…」というニュアンスも含んでいるため、少し弱い同意になります。強く同調する場合とそうでない場合で使い分けてみてください。
誘われた時の相槌
友人にどこかに出かけようよと誘われた場合にもたくさんの相槌を打つことができます。
例えば、Shall we go to New York?(ニューヨークに行かない?)と誘われた時に何と相槌を打てば良いのか、それが以下の表現になります。
- Sure.(いいよ)
- Of course!(もちろんだよ!)
- Sounds good!(楽しそうだね!)
- Good idea!(いい考えだね!)
- Definitely!(当然さ!)
- Why not?(いいね!そうしよう!)
誘われた時に関しても、その時の同調具合で表現を変えるべきです。「Sounds good!」や「Good idea!」も同調具合としては割りと強いものになりますが、「絶対に行きたい!」と思ったらぜひ「Why not?」や「Definitely!」を使ってみましょう。
面白い時に使える相槌
- Interesting.(おもしろいね!)
- Hilarious!(本当におもしろいね!)
- Funny!(おかしいね!)
面白い時には主に上の3つの相槌が適切でしょう。ただ、「Interesting.」は、興味深いというニュアンスも含んでいるため、笑っている表現で使うというよりも、関心事に対して同意している時に使うと良いかもしれません。
一方の「Hilarious!」や「Funny!」は、日本語でいうところの「笑える!」や「ウケる」に相当するので、そういった感情を表す時に使える表現です。
気にしていないことを伝える相槌
- That’s OK.(大丈夫だよ)
- I don’t care.(気にしていないよ)
- I don’t mind.(かまわないよ)
普段頻繁に使う相槌であるかと言われればそうでも無いと思いますが、もし会話の中で相手が謝ってきた時があればこのような表現を使うことができます。
使い分けのポイントとしては、相手とどれくらい親しい間柄なのか、相手がどのくらい真剣に謝っているのかということです。親しい友人には比較的カジュアルな「I don’t care.」などを使うと適切ですし、そこまで親しくない人、もしくは友人であっても真剣に謝っているような場面では「I don’t mind.」が正しいでしょう。
否定・疑問の相槌表現
本当かどうかを疑う相槌
- Really?(ホントに?)
- For real?(本気で言ってるの?)(もちろんだよ!)
- Seriously?(マジ?)(楽しそうだね!)
- Are you sure?(本当?)
- Kidding me.(冗談でしょう)
「Really?」は学校の教科書にも載っている表現なので、すでに使っている人が多いと思います。この本当かどうかを疑う相槌に関しても、微妙なニュアンスの違いを表現できるものですから、英会話に余裕が出てきたらぜひ使い分けてみてください。
「Really?」や「For real?」は興味がそそられて、その先の会話をさらに引き出したい時に使えるような感じです。また、「Are you sure?」は「それは確かな話なの?」というニュアンスで、真剣な話をしている場合に使えるような表現になります。
共感しないことを示す相槌
- I don’t think so.(そうは思わないよ)
- I don’t see it like that.(そんな風には思わないよ)
- No way!(ありえないよ!)
こちらに関しても、その時の否定具合で使う表現を変えたいところです。「I don’t think so.」や「I don’t see it like that.」は、比較的柔らかい否定になるので、例えば友人からの遊びの誘いを断るときにも「あんまり気乗りしないなぁ」というようなニュアンスで使うことができます。一方の「No way!」は「ウソだ!」くらいの強い否定になるので、使う相手や状況によっての使い分けが必要になるでしょう。
おわりに
いかがでしたか?今回は英会話を円滑に進めるための「相槌に使える英語フレーズ」を紹介しました。日常会話での使用頻度が特に高いものをまとめましたので、ぜひ覚えてみてください。